皆さん、こんにちわ~~~!!!!
突然ですが、皆さんは漫画やアニメって好きですか?
私などは、プロフィールにもあるように氷河期世代ですので、少年ジャンプが直撃の世代です。
その影響か、いい歳になった今でもヒーローが活躍する話が大好きです。
孫悟空や空条承太郎、ルフィーに緋村剣心、ゴンとキルア、ガッツ、ヴァッシュザスタンピ・・・・(以下略)
みんな苦難を乗り越え、常人を超えた能力を身に着け、強大な敵に立ち向かっていきます。
憧れますよね!!
そして、誰しもがこう思うはずです。
「私も何かを極めたい!!人並み以上の何かをつかみたい!!」と。
しかし、現実は非情です。
私もそこそこ生きては来ましたが、ついぞ超人はおろか、県内一位の記録さえ、何一つ残せていません。
では、今現在、私は『不幸』なのか?
そう聞かれたとしたら、『まぁ、以前と比べればそこそこ幸せ』とは、言える状態だと思います。
「自分は、既に何かを極めて結果も出しているし、めちゃくちゃ幸福ですが?」
と、言う方は今すぐブラウザを閉じて、さらなる高みを目指してください。
『凡人が凡人なりにそこそこ幸せになるコツ』
これが本日のテーマです。いつものように、昔の自分に向けてのメッセージ、”昔の自分のような”人に向けてのメッセージです。
極めることの危険性
まず、最初にお話ししておきたいのが、『何かを極めることはいいことばかりではない』と言う点です。
もちろん、何かに熱中して、結果を出すことは素晴らしいことです。
ただ漫然とだらだらと生きるよりも充実した人生になることは間違いないと思います。
ただ、私がここで言いたいことは【資源の管理】の問題についてです。
スポーツ漫画を例にしましょうか。
【主人公はパッとしない学校生活を送っていたけれど、サッカーと出会い、弱小サッカー部に入部。チームメイトと絆を深め、強豪校のライバルたちとの戦いを経て、全国大会で優勝する。】
あらすじとしてはよくある話ですが、毎回の展開がアツかったりで、私も夢中になっていた時代がありました。
そして、物語の最後には、卒業後の話がちょっとだけ語られたりもしますよね。
ただ、ここで注目して欲しいのが『ちょっとだけ』、と言う点です。
そりゃあそうですよね。
サッカー漫画なのに、卒業後のサラリーマン生活を4部も5部も語られたらテーマがずれてきてしまいます。
では、私たちが実際に生きている現実世界はどうでしょう?
プロでもない限り、全身全霊でサッカー漫画を続けられるのはせいぜい15年。その後の何十年は別のテーマで生きることになります。
そのテーマだってコロコロ変わって、そもそもテーマ自体あるのかないのかさえわからない。そんな状態じゃないでしょうか?
そんな不安定な現実世界で必要になるのが、『バックアッププラン』です。
「何か一つがダメになったとしても、こっちがあるからダメージはちょっとだけで済むよね。」というあれですね。
別の言葉で言い換えるなら、『保険をかけておくこと』とも言えるでしょう。
ところが、こういう話をすると出てくるのが、次のような反論です。
「人並みのことをやっているようでは、結果だって人並み程度にしかならない。持てる全てを注ぎ込んでこそ、成功はつかめるんだ。」
はい、そうですね。まさしくその通りです。反論のしようもありません。
ただ、ここで注意して欲しいことが一つだけあります。
それは、『成功するには全てを注ぎ込む必要があるけれど、全てを注ぎ込んだからと言って、成功するとは限らない。さらに、その成功が永遠に続くとも限らない。』ということです。
『生存者バイアス』、と言う言葉があります。
有名な社長さんや、スポーツ選手、作家さん、タレントさんなどがインタビューなどで「私はこれだけ頑張って、これこれこう言う戦略でやってきたから有名になれたんです。」と、おっしゃっているあれのことです。
その方たちのおっしゃっていることに嘘はないのでしょうし、実際それで成功されてきたのだと思います。
ただ、『同じやり方でやったのに、失敗した人もいる。』これも現実としてあると思います。
じゃあなんで、その話は語られないのか?
それは当然、『インタビューを受けるのは成功した人だけ』だからです。
これが、生存者バイアス。「勝者の話だけが伝わり、敗者の話は無視される。」という意味の言葉です。
ちょっと、トーナメント表を思い浮かべてみて欲しいんです。
いくつもの枝の先に、たった一人の勝者がいますよね?
確率的に考えてみてください。
そこに残った『たった一人』の意見を参考にして、あとの人の意見は無視したとします。
すると、あなたは勝ち残れた場合のプランはイメージできますが、負けた場合はノープランとなります。
怖すぎじゃないですか?
何かを極めたいと考え出すと、こういう考え方にはまりがちです。
実際、私もそうでした。
なので、長々となりましたが、まずはその危険性について書かせていただきました。
総合評価Aとは、『今よりちょっといい未来』
さて、ここからは『じゃあ、実際どうするの?』と言う話に移っていきましょう。
その前に、一つ、前置きです。
出鼻をくじくようですし、下手をすればタイトル詐欺にも聞こえそうな告白になりますが、お伝えしておきますね。
それは、『総合評価Aと言う基準は、自分の感覚的な基準』だということです。
「総合評価Aの人生なんだから、少なくとも大手企業の課長クラスだな。いや、どこかの地方自治体の市長ㇾベルか。」
そんな話をされても困ります。
「結局、何も勝てるものがなかった・・・。どうしていいかわからない・・・。」
そんな人に向けた話だということをご理解ください。
さて、ここからです。
【総合評価A】を目指す!!凡人の幸福戦略
その驚くべき内容とは!?!?!?!?!?!?!?!?!
ずばり、結論から言いましょう!!
『出来る範囲で、出来ることを、出来る程度でいいからやっていく』
これだけになります!!!!!!!!
「え?それだけ?」
そうです。それだけです。
それだけで幸せには確実に近づきますし、幸せに向かう道中ですら、幸せです。
しかし、実際に意識してみると、『出来る範囲のこと』でさえ、実践不可能なほどの膨大なタスクだと気づくと思います。
例えば、以下のようなことになります。
・毎朝笑顔で挨拶していますか?
・部屋は散らかっていませんか?キレイな部屋の方がいいでしょう?
・無駄遣いはほどほどにしていますか?お金がないと不幸なのはわかるでしょう?
・誰かに怒鳴ったりしていませんか?あなたが怒鳴られたらどう思いますか?怒鳴った相手があなたを尊敬してくれると思いますか?
・健康には気を付けていますか?お酒やたばこで体を壊した人たちをあなただって知っているはずです。あなただけがそうならない、と言う保証があると思いますか?もし、やめたら不幸になると思いますか?幸せになると思いますか?どっちを選びますか?
・仕事場には遅刻せずに行けていますか?
・今の自分よりもちょっとだけでも頭がよくなったら、あなたはどう思いますか?ムキムキになれたらどうですか?英語が話せたら?ギターが弾けたら?そのために今日できることって、本当に何もないのでしょうか?
・ちゃんと寝れていますか?スマホで夜更かしして一日中頭が痛いのと、たいして興味もないニュース、どっちが大事ですか?
・幸せになろうとしていますか?「一位になれないなら全部無駄だ」と諦めていませんか?明日、朝起きた後、どうすれば幸せな一日になるんだろうとプランを立てていますか?そのプラン、紙に書いていますか?実行可能なレベルにまで落とし込んでいますか?実際に明日やりますか?
・これらのことを、そもそも「何とかしよう」と、考えていますか?考えたことがありますか?
ここまで挙げたこと。これらは今すぐにでも出来ることばかりです。
何も起業しましょうとか、有名になりましょうとか、何かの賞を受賞しましょうとか言っているわけではありません。
しかし、今日、あなたはこれらすべてを達成出来ていたでしょうか?
もちろん、私だって出来ていたわけではありません。
でも、もし、出来たとしたなら、ちょっとずつでもマシになっていくのは誰が見ても明白ですよね。
それでもやってないんですよね。私たちって。
私もこれから、いや、これからも、ボチボチやっていくつもりです。
最後に
以上が、私が今日伝えたかった『【総合評価A】を目指す!!凡人の幸福戦略』の全容になります。
『器用貧乏』と言う言葉もありますが、何かに特化することで必ずしも幸福になれるとも限らないのが残酷な現実世界です。
希少価値を目指すにしても、何のバックアッププランもなしに無策で突っ込むのが危険なことは、どう考えても明らかだと思います。
RPGゲームでもそうですよね。
ゲームがうまい人なら、敵の攻撃をうまく避けて『耐久力は全く育っていないけど、その分、攻撃力だけは異常に高いキャラ』を使って、ボスを一瞬で倒せるかもしれません。
しかし、現実世界で同じことをするにはあまりにリスクが高すぎます。
それらなら私は『時間はかかるけど確実にクリアできるキャラ』で攻略していきたいです。
それに、HPに振るか、筋力を上げるか、新しい魔法を覚えるか、と考えるのもそれはそれで楽しいです。
やっぱり大切なのは『クリアを目指す気持ち』なんでしょうね。
さて、この原稿が書き終わって、今はもう夕方です。
明日は何をしましょうか?
私はとりあえず、今夜は夜更かしをせずに早めに寝ることにします。
それでは皆さん、明日も良い一日を!!