今日は、ゲームに対する偏見を払拭したいと思い、筆を取りました。
(いや、ひょっとするとマイナスイメージをさらに強めてしまうかも知れませんが・・・)
ゲームをしない人のゲームのイメージと、「実際は、こんなことして遊んでるんだよ」という実際のところの間にある溝を埋めてみたいと、そういった意図の内容となっております。
ゲームを遊ばない人のゲームに対するイメージは、
・スーパーマリオ(敵にぶつかったり穴に落ちないように、ゴールを目指す)
・シューティング(飛行機に乗って、敵の弾に当たらないようにこちらの弾を当てて撃墜する)
・ドラクエ(戦う、逃げる、魔法を使うなどの選択肢を選んで敵を倒す)
大体この3つのイメージではないでしょうか?
現在のゲームも元々はここから進化してきた物ですし、残っている部分も確かにあります。
ただ、進化を重ねてきた結果、現在のゲームはとんでもないことになっているのです。
以下に例を挙げて、説明させていただきたいと思います!!
高度で複雑、しかし『やりがいのある』ゲームシステム
例えば、オンラインゲーム『ファイナルファンタジー14』に登場するボス戦での共通するルールやおおまかな攻略法はこんな感じです。
まず、ボス戦は8人のメンバーで戦います。
魔法使いや戦士などおなじみの職業もいて、それぞれ攻撃や回復などの役割があります。
戦う場所は円形のステージが多く、大抵の場合はステージの端は崖になっています。落ちてしまうと、蘇生魔法をかけてもらうまでは戦闘不能になり、復帰できません。
戦闘には時間制限があり、時間内にボスを倒しきれないと、敵の強力な魔法で全滅させられてしまいます。
時間内に倒しきるためには、ダメージを早く、たくさん与えないといけないわけですが、魔法や能力には「この技の次にこの技を使うとダメージが出るよ」という順番があります。逆に言えば、順番通りに使えないと、ダメージが下がります。
もちろん、戦闘不能の時には一切攻撃できませんし、全員が戦闘不能になれば、その時点で即終了です。
当然のことながら、敵も攻撃はしてくるので、それを避けながら攻撃しないといけないわけですが、これがまたややこしい。
8人全員で集まっていないと耐えられない攻撃、逆に散らばっていないと耐えられない攻撃、ステージの中央にいないと吹き飛ばされて崖に落ちる攻撃、他にもさまざまな攻撃があります。これらを見切って避けていかなければいけません。
もちろん、避けているだけでは時間切れになっていますので、攻撃の手も止められません。
攻撃の手も止められないのですが、敵の攻撃もかなり強力で、弱い攻撃で耐えられて数発、強い攻撃の場合は一回食らっただけで戦闘不能になってしまいます。なので、確実に避けきることが求められます。
そして、たとえ自分がうまくいっていたとしても、チームメイトが戦闘不能になってしまい、クリアできないこともあります。逆もまた然りです。
これでもまだ「おおまかな」説明なので、細かく言えばまだまだ出てきます。
頭がパンクしそうですよね?
しかし、だからこそ、クリアしたときの喜びも大きいのでしょう。
他にもゲームは発売されていますし、ファイナルファンタジー14はもしかしたら極端な例かも知れません。
しかしこれも実在するゲームですので、今のゲームの「一側面」として捉えていただければ思います。
ニーズによって枝分かれしてきた、多彩なジャンル
また、ゲームの内容だけではなく、ジャンル自体も現在ではとても幅広いものがあります。
RPGやアクション、トランプや麻雀などのパズルゲームは昔からありますが、FPS(銃で敵を倒すゲーム)なども、最近ではよく耳にするかもしれません。
シミュレーションゲーム、格闘ゲーム、音ゲー、ノベルゲーム、リアルタイムストラテジー、本当に様々なジャンルがあります。
プレイする目的も、ゲームによって全く違ってきます。
一人でまったり遊べるゲーム、友達と協力して強敵を倒すゲーム、逆に友達と勝ち負けを競うゲーム、絵や音楽、はたまたゲームそのものを作ってネット上で発表するゲームなどなど。
中には、「高圧洗浄機で汚れを綺麗にするゲーム」な~んて、変わりダネもありますよ。
当ブログでは、今後『ざっくりゲーム解説』と題して、各ゲームジャンル毎の入り口としての解説記事も書いていく予定ですので、よければそちらもご覧ください!!!!
最後に
まだまだ書き足りなくはありますが、以上が、私が伝えたかった「今のゲームってこんな感じなんですよ~。」というところです。
家族の誰かが、テレビの前で何かカチャカチャやっている時や、知り合いがゲームの話題を話している時などに、
「ああ~、もしかしたらこの人達はこういうことやってるのかも知れないな~。」
という理解の助けになれれば嬉しいです。
それでは今日はこのへんで、皆さん、今日もよい一日を~!!
ゲーム好きの人はたまには外にも出ましょうね!!(自戒を込めて)