明日への一歩

ザ・感情マスターへの道

皆さんこんにちわー!!

最近は涼しくなってきて、だいぶ過ごしやすくなってきましたね。

私は一年の中で今ぐらいの時期が一番好きです。

そんな昨今ですが、皆さんは毎日気持ちよく生きられていますでしょうか?

今回は以前にも何度か記事にしてきた『自分の感情との向き合い方』について、また新たなネタをネットの海から拾ってきましたので、そのことについてつらつらと書いてこうと思います!!

よろしければ最後まで、お付き合いくださいませー!!

ザ・感情マスターとは!?

『ザ・感情マスター』

それは、ついさっき私が勝手に思いついた造語です。

その言葉の意味するところは、『自分の感情に飲まれない、行動を感情に左右されない人間のこと』です。

「言いたいことはわかるし、立派なことを言ってるとは思うけど、本当にそんなことできるの!?」

そう言いたくなるのもごもっともです。

でも、あるレベルでは皆さんも実践されているのではないでしょうか?

つらいことを我慢した経験は誰にだってあるはずです。

ただ、今回私がご紹介する『ザ・感情マスター』は、ただのやせ我慢とはまた別、いや!?さらにもう一つ上の次元の話といってもいいかもしれません!!

それは、『訓練によって体得する、ある種のテクニック』のようなものです。

そのテクニックを極めしもの、それが『ザ・感情マスター』なのです!!

実際には私も道半ばではありますが、その『練習』の成果は、割とすぐに実感できるものでしたので、今回ご紹介しようと考えた次第です。

しかし、一つ前もってお伝えしておきたいのが、『怒りや悲しみと言った感情が消え去るわけではない』と言う点です。

『怒りや悲しみは残ってはいるものの、その中でも冷静でいられる』と言う話です。

例えるなら、【ヒザをすりむいた時に、痛いことは痛いけれど、冷静に自分でマキロンをぬって、自分でばんそうこうを貼れるようになる技術。その精神版】と言ったところでしょうか。

それでは、さっそく始めていきましょう!!

ステップ① まずは認識から

実際の訓練に入る前に、まずは前提として『感情というものの捉え方』について書いていこうと思います。

ちょっと変な質問になりますが、考えてみてください。

【もし、あなたが怒っているとき、あなたは怒っていますか?】

・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・

は?

と、思いますよね?

「何を当たり前のことを言ってるんだ?TOEIC受ける前に日本語の勉強した方がいいんじゃないか?」

そんな声が聞こえてきそうです。

勘弁してください。

話を戻しますが、まず、ここがキーポイントらしいんです。

正解を言いますと、

【あなたが怒っているとき、あなたは怒ってはいない。『怒っているあなたがいる』だけ。】

これが答えなのだそうです。

まだちょっとピンとこないかもしれませんが、言い換えるなら

『感情はあなたそのものではない、感情はあなたに一時的にあらわれた【現象】にすぎない。』

ということです。

あなたが、くしゃみをしたり、おならをしたからと言って、あなたはくしゃみでもおならでもありません。

つまりは、そういうことなのだそうです。

私が見た動画の中では、もうちょっときれいな例え方をされていました。

『感情はあなたではない。あなたの中に現れた一時的なものにすぎない。感情は雲のようなもので、生まれては消えて、ただ流れていくだけ。あなたは雲ではなく、空です。自分の中を流れていく感情と言う雲をただ眺めている存在です。あなたと、あなたの感情はまた、別の物なのです。』

な~んとなくでも、今までとはまた違う『感情』の捉え方が見えてきたのではないでしょうか?

以上の前提を踏まえて、次は実際の訓練方法について書いていこうと思います。

ステップ② 実際の訓練方法

さて、ここからはいよいよ実践編です!!

・・・とは言っても、やることはいたってシンプルです。

先ほどまで書いてきた『感情の捉え方』を、イライラした時、悲しい時などに思い出すだけです。

例えば誰かに意地悪をされた時。

「ううううううう!!!!!腹立つ!!!!!」

と、考えるのをこう切り返すのです。

「あっ・・・・。今、自分の中に ”意地悪されて腹が立っている自分” がいるな?」

裏切られた時には

「悔しい・・・。悲しい・・・。許せない・・・。」

と、考えるのをこう切り返します。

「あっ・・・・。今、自分の中に ”裏切られて、悔しくて、悲しくて、許せないと思っている自分” がいるな?」

他人事のように、自分が神様にでもなって自分を見下ろしてるような感じです。

こうして文字にしたシーンを読んでいるだけでも、スッと軽くなる感じがしませんか?

もう少し具体的な戦略としては、心の中で、語尾に「・・・と、思った。」とつけるのも効果的なのだそうです。

「みんなちゃんと並んでるのに、なんで横から割り込んでくんねん、このおばはん!?しかも俺の真ん前やないかい!!・・・・と、思った。」

「うっわ!!酒くさ!!なんで隣に座ってくんねん!!他に席あいとるやろがい!!頭預けてくんなや!!・・・・と、思った。」

こんな感じです。

私としては「○○な自分がいるな?」の方がしっくりくるのですが、そこは自分に合ったやり方を工夫していくのもいいかも知れません。

もう一つの方法は、『自分の体を観察して実況中継する』というやり方です。

例えば仕事を失敗して上司に怒られたときです。

そんな時には私は、もちろん悔しくて悲しい気持ちになります。

しかし、悔しくて悲しいからといって、その感情だけでは何の解決にもならないはずです。

しかし、実際に怒られれば、悔しくて悲しくなってしまうのはどうしようもありません。

そんな時には感情の代わりに、自分の体を観察して頭の中で実況中継するのが効果的だそうです。

「今日はこってり怒鳴られたなぁ。どれどれ?ふ~む、、、今でも緊張で肩がこわばってる。首の後ろもちょっとつっぱってる気がする。目の奥がギュッとなってる気もするな。胃が痛い、、、てことはないけど、胸のみぞおちの当たりがちょっと重いかな?疲れのせいか視界もぼんやりしているかもしれない。こめかみのあたりがピーンとしてて、ちょっと熱っぽくて血の流れも速くなってる気がする。なるほどなるほど、これが『悔しくて悲しい』状態か。」

感情をまじえずに、冷静に、淡々と、残酷な科学者のイメージでやると効果的らしいです。

皆さんも漫画やアニメで、こういうキャラ見たことありますよね?

そのイメージでやると、『自分を飲み込む感情と距離を取ることができる』という寸法です。

最後に

以上が、私が見つけてきた『感情との冷静な距離の取り方』すなわち『ザ・感情マスターへの道』となります。

ここまでお付き合いいただいた方の中には、こう思われた方もいらっしゃるかも知れません。

『傷ついてるのはこっちなのに、なんでわざわざこっちが、そんな修行みたいなことしなきゃいけなんだ?』、と。

お気持ちは痛いほどわかります。

ただ、私からはこう言わせていただきい。

『冒頭でも書いたように、これは【テクニック】です。つまりは【攻略法】なのです。』、と。

攻略法、それはつまり、『確立されてしまえば、いつでもどこでも何度でも使える』ということです。

もっと大袈裟に言ってしまえば『一度習得してしまえば、2度と、金輪際、同じことで悩むことはなくなる。』と言ってもいいかも知れません。

テクニック、攻略法とはそういうものです。

ちょっと、北斗の拳のケンシロウが、モヒカン頭に集団でボコボコに殴られているところを想像してみてください。

一通り好き放題に殴ったあと、モヒカンたちはぜいぜいと息を切らせています。

そこでケンシロウが首をポキポキと鳴らしたあとにこう言うのです。

「どうした?もう終わりか?」

かっこいいですよね!!

そんなイメージです。それこそが『ザ・感情マスター』の到達点です。

私もまだまだ道半ばではありますが、実際にここまで書いてきたテクニックを試してみて、そんな自分に一歩近づいた感覚は確実にありました。

実際、『このテクニックに慣れてきたら、わざと自分がイライラするような場所に出向いてテクニックに磨きをかけましょう!!』なんてことまで書いてありました。

もしよろしければ皆さんも、日常のなかでイライラしたり、悲しかったり、やるせないときなどは少し立ち止まって、これらのテクニックを思い出してみてくださいね。

それでは、今日はこの辺で~!!

皆さん、今日も良い一日を!!

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