みなさん、こんにちわ~~~!!!!
今日、私はいつものごとく朝からネットに入り浸って、ゲームの攻略情報を調べたりしていました。
すると、ふと、画面の端に『AIの研究におけるメタラーニング』と言うニュースの見出しを見つけたのです。
そこで私は「ん~~?」と、引っ掛かりを感じました。
なぜなら、私がメタラーニング(日本語では【メタ学習】と言ったりもします。)と言う言葉を初めて目にしたのは、記憶術の本だったからです。
改めてGoogleで調べてみると、やっぱり出てくるのはプログラミングの話題ばかり。
そして結局私は、「うん。でもまあ、いろんな意味で受け取れる言葉でもあるし、どっちでもいっか~。」と、気にしないことにしました。
しかしその時同時に、「あっ、でもこの【メタ学習】ってブログのネタになるかも?」と思いついたので、今日はその話題を書いていこうと思った次第であります。
もしよろしければ、お付き合いくださいませ~!!!!!
メタ学習とは何ぞや?
まず、ここですよね。
そもそも『メタ学習』って何なのよ!?と言う話です。
『学習』、これはわかりますよね?問題はそこじゃないです。
『メタ』、ここですよ。これが何なのか、そこが問題です。
結論をズバリ言いますと、『~を超えた、より上位の』と言った意味の言葉なのだそうです。
ちょっとややこしい例えかも知れませんが、会社で例えるならこうです。
同じレベルで ”スゴイ” 社員、とか ”優れている” 社員、と言うよりは、平社員よりも『もう一つ上の』統括本部長みたいなイメージが近いかも知れません。
そして、この『メタ』に『学習』をくっつけた『メタ学習』。
それが意味するところは、『学習のやりかたを学習するための学習』と、こういうことになります。
言葉で書くとますますややこしい感じがしますが、具体例を挙げれば「な~んだ、そんなことか!」と、納得していただけると思います。
その具体例、それは『語呂合わせ』です。
皆さんも、学校の歴史の授業で耳にしたことがあるかと思います。
いい国(1192)作ろう鎌倉幕府。あれですあれ。
「せんひゃくきゅうじゅうにねんに鎌倉幕府ができた」と、覚えるよりも「いい国」と覚えた方が覚えやすいですよね?
その工夫のことです。「どうやって覚えやすくしていくか」のコツを勉強していくのが、『メタ学習』と言うことになります。
次の項からは、私が記憶術の本から仕入れてきた「メタ学習」について、二つ、書いていこうと思います。
メタ学習その① 語呂合わせ
まずはここから。
先ほど挙げた「いい国作ろう鎌倉幕府」です。
この「語呂合わせ」と言う方法は、特に数字を覚えるのに役に立ちます。
これはまあ、皆さんご存知だとは思うのですが、実生活では活用されていますか?
ここでは、『学校で習うよりも一歩進んだ語呂合わせのコツ』を、ご紹介させていただきます。
ズバリ、言いましょう!!!!
それは『インパクト重視の自分オリジナル語呂合わせを作る』ということになります。
学校で教わるような語呂合わせは、(もちろん、先生方が覚えやすいように考えて下さってはいるのでしょうが)あまりに無難です。
自分で考える場合には、もっと強烈な、覚えやすい言葉にしたって、誰にも怒られることなんてありません。
悪口だろうが、えっちだろうが、へんてこだろうが、自分が覚えやすいなら何でもいいですし、逆にそっちの方が覚えやすい場合さえあります。
例えばこんな感じです。
毎日、通勤に使う電車。その時刻を覚えておきたいとします。
そして、新宿行きの快速が、8分発、53分着。これを覚えておきたいと。
そんな場合はこうです。
『新宿は(8)ゴミ(53)』
これで一発です。
35分発18分着の場合は?
『巫女(35)いや~ん!!(18)』
こうですね。
書いててちょっと恥ずかしくなりましたが、皆さんは別に発表しなくても大丈夫です。
皆さんも是非、忘れられない「オリジナル語呂合わせ」を作ってみてください!!
メタ学習その② 映像で覚える
次にご紹介するのが、『映像で覚える』と言う方法です。
この方法は、前項の語呂合わせとも合わせて使っていただければ、さらに強力なものとなります。
とある脳科学の研究によると、『人間は言葉よりも、映像のほうが記憶できる生き物』なのだそうです。
私は脳科学者ではないので実験データなどはお見せできませんが、皆さんも直感的に「たしかにそうかも!」と、心当たりがあるのではないでしょうか?
小説の一言一句を覚えるよりも、漫画の一コマの方が覚えやすくありませんか?
「わが生涯に一片の悔いなし!!!」
「オラオラオラオラオラオラオラオラ!!!!!」
「みんな、オラに元気をわけてくれ!!!」
「世界を革命する力を!!!!」
どうでしょう、映像が浮かんできませんか?
これを逆に、自分で映像を作り出して覚える、というのがこの方法の肝になります。
例えば、英語の【innate】という単語を覚えたいとします。
【innate】。読み方はざっくり『イネイト』とします。意味は『生まれつきの・持って生まれた・先天性の』と言った具合です。
その場合は、こうです。
時は江戸時代。季節は秋です。
とある田んぼでお百姓さんが、目にもとまらぬ早業でイネをイトで縛っています。
あまりに速すぎて、残像が見えています。ナルトの影分身のように、数十人の全くおなじ姿のお百姓さんが、高速でイネをイトで縛っていきます。
驚いたあなたは、お百姓さんにこう声をかけます。
「え・・・????いや・・・。すごいですね・・・。すごすぎですよ・・・。どうなってるんですか?それ?」
すると、お百姓さんはこう答えます。
「いやあ~。私は【生まれついての百姓】なもんで。これぐらいは普通ですよ~。」
と、こういう覚え方ですね。
ちょっと長いですが、普通に「innate、生まれつき、innate、生まれつき」、とブツブツやるよりは覚えやすいと思いませんか?
これが、『映像で覚える』という方法のパワーです。
最後に
ここまで、2つ、例を挙げてメタ学習の話題に触れてきましたが、実際には『メタ学習』の範囲はもっともっと広範囲になります。
冒頭で書いた『コンピューターの学習』を含めない、ここまで書いてきた『人間のメタ学習』についてですら、です。
『何時に寝たら覚えやすい』とか『何を食べたら記憶力が上がる』とか、そんな範囲まで含まれてきます。
今は記憶術の本などもたくさん出版されていますし、調べてみるのも楽しいかも知れません。
今日の記事で、もし、『メタ学習』にちょっとでも興味が湧かれた方がいらっしゃったなら幸いです。
それでは今日はこのへんで!!皆さん、今日も良い一日を~~~~!!!!!!