結論から書きます。
「三日坊主は素晴らしい!!!!!!」
これが、今回私が言いたいことです。
世間では、まあ、悪いイメージで語られる三日坊主ではあります。
三日間しか続けられなかった敗者の烙印、みたいなイメージですよね。
「石の上にも三年」の三年間と比べても、やっぱり見劣りします。
しかし、私は言いたい。
「三日間しか続かなかったとしても、それは、三日間は頑張った証なのだ」と!!!!!!
石の上の3年だって、結局は最初の三日がなければ成しえません。
そもそも、最初の一歩さえ踏み出せない人だって、山ほどいるんです。
三日間も何かに挑戦し続けることができたのなら、それは、褒め称えられるべきことだと思います。
ここからは、私の実体験を含め、三日坊主の力を解説していきたいと思います。
私の自信を形作る思い出の一つに、禁煙に成功したことが挙げられます。
きっかけは、特にありませんでした。
あったのかも知れませんが、今はもう思い出せません。それぐらいささいなきっかけだったのでしょう。
しかし、その後の自分なりの奮闘はよく覚えています。
まず、禁煙パイポを試しましたが、あまりうまくいきませんでした。
それでも、2日くらいはもったと思います。
次に、禁煙ガムです。
これも、2日くらいです。
2日目だと、まだガムの残りがあるのですが、ガムを噛みながら同時にタバコも吸うというよくわからないことをやっていました。
次が、禁煙パッチです。(これはニコチンが含まれている特殊なシールを肌に貼ることで、皮膚から少しだけニコチンを吸収させ、禁断症状を抑える、と言った物です。)
これは、一週間くらいもちましたが、買った分がなくなった時に、吸い始めてしまいました。
そんな感じのことを、3年くらい続けていたと思います。
ガムとパッチの複合技、なんてことも試してみました。
吸って、禁煙して、吸って、禁煙しての繰り返しです。
挫折から次の禁煙までの期間もバラバラで、半年くらい吸い続けてから「やっぱりもう一回禁煙しよう」とか言い出したりしていました。
禁断症状も悲惨なもので、禁煙を決意した時には、タバコを箱ごと握りつぶして部屋のゴミ箱に捨てるのですが、禁煙3日目になると、そのゴミ箱をあさって、捨てた煙草に手を伸ばす・・・と言うありさまです。
いや、嘘です。正直に言うともっと悲惨です。
自分が吸って、短くなった燃えさしのタバコでさえ、ゴミ箱をあさって吸っていました。
とてもじゃないですが、見ていられるような姿ではなかったと思います。
そこまでして、禁煙して、それでも結局は挫折しちゃうんですから、プライドも何もあったものではありません。
しかし、私は現在、タバコは吸っていません。
吸わなくなって、もう10年以上になります。
ある時、吸わない人がよく口にする「吸う人は、自分のタバコのにおいに気づいていない」と言う言葉に共感できる自分に気づいた時には、「ああ~!!こういうことか~!!」と、感動したものです。
これは、やっぱり「三日坊主」の力なんです。
最初は三日坊主でいいんです。
それを四日坊主、五日坊主、一週間坊主、半月坊主、一か月坊主・・・と積み重ねていけば、最終的には一年坊主になります。
一年坊主ならもう、ほぼ永遠坊主と言っても過言ではないでしょう!!!!!!
なので、何かやりたいことがあるなら、とりあえずやってみることをおすすめします。
三日しか続かなかったら、次は四日を目指せばいいだけなんです。
あなたは、今、何かやってみたいことはありますか?