おおっぴらには言いませんが、私はテレビゲームが大好きです。
色々意見はあるかも知れませんが、私自身、この趣味を気に入っていますし、そのことでなんだかんだ言われるのも、あまり好きではありません。
もちろん、世のため人のためになるなんてことは、思っていませんし、高尚かどうかと言われても疑問です。
ただ、自身が楽しむための趣味として、スポーツ観戦や、旅行などとは同等に考えてもいいんじゃないかと思っています。
そんな趣味の活動も、やはり人生の一部でありますから、その中でも少なからず得るものはありました。
そんなTipsを(ゲームオタクである自身の自己肯定感を高めるためにも😅)いくつか書いていこうと思います。
①「ここでは素人」
これは、自分もよくやりがちなミスなので、本当に気を付けていきたいところです。
ネットの掲示板で、ゲームの話でみんなが楽しく盛り上がっていると、必ず、こういう人が現れます。
「ゲームなんて上手くても、何の意味もない。外に出ろ。働け。恋人を作れ。うんぬんかんぬん」
当時、私はひきこもりだったので、何の反論もできませんでしたが、(いや、嘘です。必死に言い返してました。😭)
でもやっぱり、どう考えても「この場では」この人の態度はよろしくないです。
私だって、わざわざパチンコ屋に行って、「こんなの儲かるわけがない。」なんてことは絶対に大声で言ったりしません。
しかし私も、心の中でだけですが、その環境にいながら、別の物差しを持ち込んでまう時もあるんですよね。
その環境でなかなかうまくいかない時などは特に。
「自分には、確かにいいところがある。それはそれとして、ここでは素人。」
実生活でも、忘れずに精進していきたいです。
②「ガチる」
これは、「ガチンコ」から来ている言葉で、「本気でやる、死ぬ気でやる」といったニュアンスの言葉です。
対の言葉で「エンジョイ」という言葉がありますが、これは、「気楽に楽しむ」というニュアンスで使われます。
私はと言えば、何とも中途半端なゲーマーなのですが、それでも、ちょっと気合を入れて「ガチった」経験も無きにしも非ず、といったところです。
他人との比較や、ゲームの戦績、という点の話ではなく、あくまで「自分はここまでやった、という主観」の話です。
この「ガチった」経験、これは、やっぱり貴重なものです。
「たかがゲーム」「それって、ただの中毒」「ただのひきこもり」
いや、おっしゃりたいことはわかります。
それでもです。
「何かを自分で突き詰めて、結果を出す。」
この経験が、無駄だと思いますか?
3日3晩寝もせずに、ひたすらゲーム。確かに病的です。これが何年も続くようなら問題です。
でも、やったことありますか?
3日3晩、寝もせずに、何かを達成するために、何かに打ち込む、ということを。
(そのエネルギーを勉強や、仕事に使いなさい、と、言われれば何も言い返せませんが😭)
振り返ってみても、やっぱりあれは、私のひとつの青春の記憶だったと思うわけです。
別に何でもいいんです。「必死になる」というのは、意外と楽しいことだったりします。😁👍
③オンラインゲームでの学び
これは、あまり他人にはおすすめするような話ではないですが、自身への教訓として残しておきます。
現実世界で打ちのめされた私が、また立ち直れたのは、間違いなく、オンラインゲームとそれを取りまくネットコミュニティの世界があったからです。
こっちでも、私は多くの経験をさせてもらいました。
好きなゲームをネットの掲示板であの手この手ででおすすめして、仲間を増やそうと画策したのも楽しかったですし、
チーム対抗戦のゲームで、「勝てないのはチームメイトのせいだ!!」と、喚き散らしたものの、結果発表の画面で、実は自分が一番足を引っ張っていて、恥をかいた事もありしました。
ある程度得意なゲームで、誰かの役に立てたのも嬉しかったです。
むしゃくしゃして嫌がらせプレイをしたことも、何度やっても勝てない勝負を途中で投げ出したこともありました。
逆に、他人のほうから上から目線で馬鹿にされたり、妬みで皮肉を言われたり、しょうもないことを言われることもありました。
ネットのコミュニティなどは安全上の問題もありますし、あまりおすすめできる話ではないですが、「自身の過去の経験」として、この世界があってよかったなあと、心から思います。
ここまで人の感情が表れるのは、間違いなく「画面越し」だからなのですよね。「ある程度羽目を外しても、相手が部屋に乗り込んでくるわけではない」という、よく言えば安心感 (悪く言えばたかをくくっているとも言えますが)が、そうさせているのでしょう。
よく、このネットでの暴言が批判の対象になっています。もちろんこれには同意します。
では、現実世界ではどうでしょう?逆に、何も言えなくなっていませんか?
つまりこれは、「安心感がない」、ということではないのでしょうか?
下手なことを言ったら、何をされるかわからない。黙っていよう。じっとしていよう。
こういうことです。
ネットの世界では、立場の差があまりなく対等ですが、現実世界はそうではないので、これは仕方のないことです。
では、どうすれば、ネットの世界のように、少なくとも怯えずに、感情を出して素直に生きられるのか?
それは「安心感」を得るしかないと、思いました。
「ある程度羽目を外しても構わない」と、思える安心感です。
もちろん、そんなものがすぐに手に入ったら苦労はしませんが、このゲーム世界での経験は、よくある圧力、倫理観、お説教、支配や操作に対する武器になり得ると思っていますし、そこを抜け出すための原動力にもなっています。
おそらく、彼らは、「この世界」を知りません。
特に公言するつもりはありませんが、本当に多くの物をもらいました。
ここまで良かったことを3つ、書いてきましたが、やっぱり『遊んでいて楽しかった』、これが一番です。
最後に、ここまで過去の出来事のような書き方をしてきましたが、プレイ時間自体は減りましたが、今でも普通に遊んでいます。😁👍
一時期は周囲の声に惑わされてやめようと思いましたし、一時的にやめた分、別の素晴らしい経験もできましたが、やっぱりゲームはゲームで楽しいです!!😊
今は、他の生活の要素とのバランスを取りつつ、楽しんでいければと考えています。
いや、本当ですよ?